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Oracle® CLI Tools for Oracle Solaris 11.3 ユーザーズガイド

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更新: 2016 年 5 月
 
 

各 CMOS 設定の構成

    biosconfig は、各 CMOS 設定を管理する次の 2 つのコマンドを提供します。

  • biosconfig -get_bios_settings

    CMOS 設定をプラットフォームから取得します。

  • biosconfig -set_bios_settings

    CMOS 設定をプラットフォームに設定します。

    これらのコマンドを使用するには:

  1. -get_bios_settings filename.xml を使用して、現在の設定を記載する XML ファイルを生成します。

  2. XML ファイルを編集して、設定を変更します。

  3. set_bios_settings filename.xml を使用して、設定を CMOS に適用します。

–get_bios_settings コマンドを使用すると、変更する設定のみが含まれる XML ファイルのサブセットを提供できます。XML ファイルは有効である必要があるため、XML ファイルからオプションセット全体を削除する必要があります。


注 - 設定の値は、サーバータイプによって異なります。biosconfig はホストの BIOS イメージとプラットフォームの CMOS を読み取り、設定の質問 (BIOS 設定に表示される文字列)、最適なデフォルト値、現在の設定、および許可された設定を検索します。XML ファイル構造は、BIOS 設定のメニュー階層に一致しています。

出力 XML ファイルの名前は、設定メニューの名前に一致しています。唯一異なる点は、空白の代わりに下線 (_) が使用されることです。たとえば、BIOS 設定の「Boot」メニューの「Boot Settings Configuration」サブメニューにある「Quick Boot」エントリは、次のように指定されます。

<BIOSCONFIG>
<SETUP_CONFIG>
<Boot>
<Boot_Settings_Configuration>
<Quick_Boot>