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Oracle® CLI Tools for Oracle Solaris 11.3 ユーザーズガイド

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更新: 2016 年 5 月
 
 

Oracle ILOM の XML 構成ファイルの復元と変更

Hardware Management Pack 2.1 以降の ilomconfig では、export config コマンドを使用して、Oracle ILOM サービスプロセッサの構成のバックアップを XML ファイル形式で生成できます。create または modify サブコマンドを使用すると、XML ファイルを作成または変更できます。

デフォルトでは、ilomconfig のコマンドはローカルの Oracle ILOM サービスプロセッサに対して実行されます。–-xmlfile=config.xml オプションを使用した場合、ilomconfig のコマンドは指定した XML ファイルに対して実行されます。

ilomconfig サブコマンドでは、XML ファイル内にある既存の設定を変更したり、新しい設定を作成したりできます。


注 -  XML ファイルで新しい設定を作成するときには、ターゲットの Oracle ILOM サービスプロセッサでその設定がサポートされていることを確認してください。

Oracle ILOM 3.0.12 以降では、Oracle ILOM の設定を XML ファイルから復元できます。復元可能な Oracle ILOM の設定には、次のものがあります。

  • SSH 非公開鍵

  • ユーザーの SSH 鍵

  • SSL 証明書

  • COD ライセンス

  • LDAP および AD 証明書

  • プラットフォームバイナリデータ (現在、SPARC LDOMS 設定に制限されています)

  • ユーザーパスワード

  • SNMP ユーザー

  • LDAP、LDAPSSL、または RADIUS のパスワード

  • サービスタグのパスフレーズ