Hardware Management Pack 2.1 以降の ilomconfig では、export config コマンドを使用して、Oracle ILOM サービスプロセッサの構成のバックアップを XML ファイル形式で生成できます。create または modify サブコマンドを使用すると、XML ファイルを作成または変更できます。
デフォルトでは、ilomconfig のコマンドはローカルの Oracle ILOM サービスプロセッサに対して実行されます。–-xmlfile=config.xml オプションを使用した場合、ilomconfig のコマンドは指定した XML ファイルに対して実行されます。
ilomconfig サブコマンドでは、XML ファイル内にある既存の設定を変更したり、新しい設定を作成したりできます。
Oracle ILOM 3.0.12 以降では、Oracle ILOM の設定を XML ファイルから復元できます。復元可能な Oracle ILOM の設定には、次のものがあります。
SSH 非公開鍵
ユーザーの SSH 鍵
SSL 証明書
COD ライセンス
LDAP および AD 証明書
プラットフォームバイナリデータ (現在、SPARC LDOMS 設定に制限されています)
ユーザーパスワード
SNMP ユーザー
LDAP、LDAPSSL、または RADIUS のパスワード
サービスタグのパスフレーズ