Go to main content
Oracle® CLI Tools for Oracle Solaris 11.3 ユーザーズガイド

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 5 月
 
 

biosconfig コマンドの構文

biosconfig コマンドは次の構文を使用します。

biosconfig [-v] option [filename.xml]

コマンドが失敗すると、biosconfig のエラーコードに記載されている障害コードのいずれかが返されます。

次の表には、使用可能な biosconfig オプションとその説明を示します。

オプション
説明
-get_version
このツールのバージョンを取得します。
-get_boot_order
ブートデバイスのリストを取得します。
-set_boot_order
ブートデバイスのリストを設定します。
-set_boot_override
次回ブートする最初のブートデバイスを設定します。
-get_bios_settings
BIOS から設定構成を取得します。
-set_bios_settings
BIOS ROM に設定構成を取得します。
-get_CMOS_dump
BIOS から 256 バイトの CMOS 設定データを取得します。
-set_CMOS_dump
BIOS に 256 バイトの CMOS 設定データを設定します。
-v
冗長モード。一部の操作では、操作ステータスに関する追加情報が提供されることがあります。冗長モードは、XML の入力ファイル名または出力ファイル名が指定されている場合にのみ有効です。

次の表は、–get および –set コマンドオプションで入力および出力が影響を受ける例を示しています。

コマンドの例
説明
# biosconfig –get_version
画面に出力します。
# biosconfig –get_version filename.xml
filename.xml に出力します。
# biosconfig –get_version > filename.xml
filename.xml に出力します。
# biosconfig –get_version | some-command
出力を別のコマンドにパイプします。
# biosconfig –set_bios_settings
標準入力から入力を取得します。
# biosconfig –set_bios_settings filename.xml
入力を filename.xml から取得します。
# biosconfig -set_bios_settings < filename.xml
入力を filename.xml から取得します。

注 -  この章の出力例に見られるインデントのような XML 要素外のすべての空白はオプションです。例については、ブート順序の永続的な変更の出力を参照してください。