ファームウェアの更新後のデバイスのリセット

デバイスのファームウェアが更新されたあとに、そのデバイスをリセットする必要がある場合があります。この要件はデバイスごとに異なり、リセット機能は更新手順または個別の機能に含まれる場合があります。ファームウェアのアップグレード後にデバイスをリセットする必要があるかどうかを確認するには、使用しているファームウェアのリリースノートを参照してください。

• デバイスをリセットするには、次のように入力します。

  fwupdate reset target -n device

  例:

  fwupdate reset controller -n c2

  reset サブコマンドでは、次のターゲットがサポートされます。

  ターゲット 説明 expander サポートされる SAS エクスパンダ。 controller ストレージやネットワークなどのサポートされるコントローラ。 sp_bios システム BIOS/OBP および Oracle ILOM ファームウェア。 注 -  通常、SPARC システムは、システムファームウェア (Oracle ILOM を含む) が更新されたあとに自動システムリブートを実行します。

  reset サブコマンドのオプションを次の表に示します。

  ショートオプション ロングオプション 説明 –n –-device_name 必須のオプションです。必須のパラメータを使用して、表示するデバイスを 1 つ指定します。device_name は、一般にマッピングされたデバイス名です。