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Oracle® ZFS Storage Appliance インストールガイド

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更新: 2017 年 3 月
 
 

Sun Disk Shelf の設置

次の手順を使用して、Sun Disk Shelf を設置します。

キャビネットの下から順に、ラックユニット (RU) の適切な高さを求めます。ラックの転倒を防ぐため、ディスクシェルフはコントローラの下に設置します。Sun Disk Shelf を取り付けるには、キャビネットに標準取り付けユニット 4 つ (4RU) 分の縦スペースが必要です。


Caution

注意  -  この手順には、シャーシの重さのため最低 2 人またはリフティング用機械が必要です。この手順を 1 人で実行すると、機器が損傷したり、けがをする可能性があります。もっとも重い装置 (ディスクシェルフ) を常にラックの下部に積載します。


始める前に

ラックの下からすべての転倒防止デバイスおよび安定デバイスを引き出します。

  1. 汎用の 19 インチキャビネットまたは Sun Rack II キャビネットを使用する場合、システムを設置する 4U の位置に角穴 M6 ケージナットをはめ込みます。上と下の穴に設置します。
    image:ケージナットをレールプレートの穴に挿入する詳細を示す図
  2. 適切なレールプレートの 2 つのピンをキャビネットレールの穴に合わせて、レールプレートをラックの 4 か所 (前 2 か所、後ろ 2 か所) に設置します。
  3. 各レールプレートの上と下の穴に M6 ねじを挿入して締め付けます (合計 8 か所)。
    image:レールプレートにねじを挿入する図
  4. 各レールを設置するときは、まずラックアダプタプレートの前面ピンをレール前面の対応する穴に合わせ、レールをラックにぴったり合うように調節し、ラックアダプタプレートの後ろ側のピンをレールの対応する穴に挿入します。
  5. 各ラックレールの前と後ろにある残りの 4 つの穴に、4 個の 8-32 ねじを設置します (合計 16 個)。
    image:各ラックレールの前にある 4 つの穴にねじを挿入する図
  6. リフティング用機械を使用するか、2 人の作業員をシェルフまたはコントローラの両側に配置し、シェルフを慎重に持ち上げて、左右のレールの下部にある突起に載せます。次の図は、シャーシの挿入を示しています。
    image:2 人の作業員がディスクシェルフをラックに挿入する正しい方法を示す図
  7. シェルフの前部の縁がラックの縦の面に当たるまで、シェルフをキャビネットに慎重に押し込みます。
  8. シェルフ前面の両側にある脱落防止機構付きねじを締め付け、シェルフをラックに固定します。
  9. ディスクシェルフの後ろにあるシステムロック用留め具をシャーシの下側の隅にスライドさせます。