このセクションでは、Oracle ZFS Storage ZS5-2 コントローラの概要を示します。設置の手順については、ZS5-2 コントローラの設置を参照してください。保守手順については、Oracle ZFS Storage Appliance 顧客サービスマニュアルのZS5-2 コントローラの保守を参照してください。
最新のコンポーネントの仕様については、http://oracle.com/zfsstorage を参照してください。
ZS5-2 コントローラシャーシの寸法は、次のとおりです。
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ZS5-2 コントローラには、N+1 AC 冗長でホットスワップが可能な定格効率 91% のAC電源装置が 2 個搭載されています。総消費電力について理解するには、http://www.oracle.com/goto/powercalculators にある Oracle のオンライン消費電力計算機能を使用します。
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ISO 9296 で規定されている要件に準拠し、本製品の作業環境における騒音レベルは 75 dBA 未満です。
ZS5-2 には 1 台または 2 台のコントローラと 1 台から 16 台のディスクシェルフが組み込まれています。各コントローラには、6 個の PCIe Gen3 スロットがあります。各コントローラには、2 個のシステムディスクを収容する 8 個の 2.5 インチディスクスロットがあります。読み取りキャッシュ装置がディスクシェルフに取り付けられているため、残りの 6 個のスロットには固定フィラーパネルが付いています。次の表に、構成オプションを示します。
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最新のコンポーネントの仕様については、http://oracle.com/zfsstorage を参照してください。
ZS5-2 コントローラのドライブスロットおよびフロントパネルコンポーネントを次の図に示します。
図 24 ZS5-2 のフロントパネル
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ZS5-2 コントローラの PCIe スロットおよび背面パネルコンポーネントを次の図に示します。
図 25 ZS5-2 の背面パネル
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クラスタインタフェースカードの互換性 - ZS5-2 コントローラにはバージョン 3 のクラスタインタフェースカードが含まれており、バージョン 2 との互換性はありません。
クラスタを形成するためにケーブルを接続する方法については、Oracle ZFS Storage Appliance 配線ガイド、クラスタケーブルの接続を参照してください。
次の図は、ケーブル管理アーム (CMA) のコンポーネントを示します。設置の手順については、ZS5-2 をケーブル管理アームに取り付けるを参照してください。
図 26 ZS5-2 コントローラのケーブル管理アーム
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