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Oracle® Solaris 11.3 デスクトップユーザーズガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

お気に入りのアプリ

アプリケーションを起動するときにOracle Solaris デスクトップが使用するアプリケーションを指定するには、「お気に入りのアプリ」設定ツールを使用します。たとえば、ほかのアプリケーション (電子メールクライアントやドキュメントビューアなど) でリンクをクリックしたときに起動する Web ブラウザアプリケーション (Epiphany、Mozilla Firefox、または Opera) を指定できます。

この設定ツールにアクセスするには、「システム」 -> 「設定」 -> 「お気に入りのアプリ」を選択します。

「お気に入りのアプリ」設定ツールの設定は、次の機能領域でカスタマイズできます。

  • インターネット (Web、電子メール)

  • マルチメディア (マルチメディアプレーヤー)

  • システム (端末)

  • アクセシビリティー (視覚、移動性)

お気に入りアプリケーションのカテゴリごとに、表示されるアプリケーションのリストから選択できます。リストは、コンピュータにインストールされているアプリケーションに依存します。

各カテゴリのメニューの末尾の項目 (「その他」) を使って、特定の起動操作が発生したときにシステムで使用されるコマンドをカスタマイズできます。次の表に、「その他」を選択したときに選択できる各種オプションをまとめます。

表 22  「その他」コマンドオプション
ダイアログ要素
説明
コマンド
カスタムアプリケーションを起動するために実行するコマンドを入力します。Web ブラウザやメールリーダーアプリケーションでは、コマンドのあとに %s を含めることで、クリックした URL や電子メールアドレスをアプリケーションが使用するように指示できます。正確なコマンド引数は個々のアプリケーションによって異なります。
端末内で起動する
端末ウィンドウ内でコマンドを実行する場合は、このオプションを選択します。実行時にウィンドウを作成しないアプリケーションの場合は、このオプションを選択します。
起動オプション (端末のみ)
ほとんどの端末アプリケーションには、残りのコマンドラインオプションを実行コマンドとして扱うオプションが用意されています (端末の場合は –x)。このオプションはここで入力してください。たとえば、選択したタイプが「端末内で起動する」であるランチャーのコマンドを実行するときに、この設定が使用されます。
ログインしたら起動する (アクセシビリティーのみ)
セッションの開始後すぐにコマンドを実行するときは、このオプションを選択します。ほかのアクセシビリティーオプションについては、Oracle Solaris 11 Desktop Accessibility Guide を参照してください。