Go to main content
Oracle® Solaris 11.3 デスクトップユーザーズガイド

印刷ビューの終了

更新: 2015 年 10 月
 
 

空間モードウィンドウ

フォルダを開くたびに、新しい空間モードウィンドウが開かれます。フォルダを開くには、次のいずれかの操作を実行します。

  • デスクトップまたは既存のウィンドウで、フォルダのアイコンをダブルクリックします。

  • フォルダを選択し、Ctrl+O を押します。

  • フォルダを選択し、Alt+下矢印を押します。

  • 上部パネルの「場所」メニューから項目を選択します。ここには、ホームフォルダとブックマークされたフォルダが一覧表示されます。ブックマークの詳細は、Using Bookmarksを参照してください。

新しいフォルダを開きながら現在のものを閉じるには、Shift を押しながらダブルクリックするか、Shift+Alt+下矢印を押します。

次の図に、メイン「コンピュータ」フォルダの内容が表示されたサンプル空間モードウィンドウを示します。

図 15  空間モードウィンドウ

image:空間モードウィンドウ

空間モードでは、開いた各ウィンドウに表示される場所は 1 つだけです。2 番目の場所を選択すると、2 番目のウィンドウが開かれます。各場所は前回開いたときの画面上の位置を記憶しているため、一度に多くのフォルダが開かれていても、フォルダを識別できます。

次の図に、多くの場所が開いている空間参照の例を示します。

図 16  空間ウィンドウの参照

image:多くの場所が開いている空間参照


注 - 空間モードでは画面がファイルマネージャーウィンドウで埋め尽くされるため、それらを容易に再配置できることが重要となります。Alt キーを押しながらウィンドウ枠内の任意の場所をクリックすれば、タイトルバーを探してドラッグしなくてもウィンドウを再配置できます。

次の表では、空間ウィンドウのコンポーネントについて説明します。

表 10  空間ウィンドウのコンポーネント
コンポーネント
説明
メニューバー
ファイルマネージャーでのタスクの実行に使用するメニューを含みます。
ファイルマネージャーウィンドウを右クリックしてウィンドウからポップアップメニューを開くこともできます。このメニュー内の項目は、右クリックの位置によって異なります。たとえば、ファイルやフォルダを右クリックした場合は、ファイルやフォルダに関係する項目を選択できます。表示ペインの背景を右クリックした場合は、表示ペインに表示された項目に関係する項目を選択できます。
表示ペイン
次のものの内容を表示します。
  • フォルダ

  • FTP サイト

  • Windows 共有

  • WebDAV サーバー

  • 特別な URI に対応する場所

ステータスバー
フォルダ内の項目数やディスクの空き容量など、ステータス情報を表示します。
親フォルダセレクタ
ステータスバーに配置されます。フォルダの階層を表示します。リストからフォルダを選択すると開きます。

注 - Shift を押しながらリストから選択すると、現在のフォルダが閉じて新しいものが開きます。