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Oracle® Solaris 11.3 デスクトップユーザーズガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

リモートサーバーのナビゲーション

ファイルマネージャーは、ファイル、アプリケーション、FTP サイト、Windows 共有、WebDav サーバー、および SSH サーバーへの統合アクセスポイントを提供します。

リモートサーバーへのアクセス

リモートサーバーが FTP サイト、Windows 共有、WebDav サーバー、SSH サーバーのいずれであっても、ファイルマネージャーを使ってアクセスできます。

リモートサーバーにアクセスするには、「ファイル」 -> 「サーバーへ接続」を選択します。このダイアログには、メニューバーから「場所」 -> 「サーバーへ接続」を選択することによってもアクセスできます。

リモートサーバーに接続するには、まずサービスタイプを選択し、次にサーバーのアドレスを入力します。必要に応じて、次のオプション情報を入力できます。

ポート
サーバー上の接続先ポート。デフォルトのポートを使用しない場合は、この設定を使用する必要があります。これは通常空のままにします。
フォルダ
サーバーへの接続時に開くフォルダ。
ユーザー名
サーバーへの接続に使用されるアカウントのユーザー名。この値は接続情報とともに提供されます。ユーザー名情報は、公共 FTP 接続では適切ではありません。
接続に使用する名前
ファイルマネージャーで表示される接続の名前。
共有
目的の Windows 共有の名前。この設定は Windows 共有にのみ適用されます。
ドメイン名
Windows ドメイン。この設定は Windows 共有にのみ適用されます。

サーバー情報が URI の形式で提供される場合や特殊化された接続が必要な場合は、サービスタイプとして「その他」を選択します。

情報の入力が完了したら、「接続」をクリックします。接続が成功すると、サイトの内容が表示され、リモートサーバーとの間でファイルをドラッグ&ドロップできます。

ネットワーク上の場所へのアクセス

ネットワーク上の場所にアクセスするようにシステムが構成されている場合、ファイルマネージャーを使ってネットワーク上の場所にアクセスできます。

ネットワーク上の場所にアクセスするには、ファイルマネージャーを開いて「場所」 -> 「ネットワーク」を選択するか、ブラウザウィンドウで「移動」 -> 「ネットワーク」を選択します。アクセス可能なネットワークがウィンドウ内に表示されます。アクセスするネットワークをダブルクリックします。

UNIX 共有にアクセスするには、UNIX ネットワーク (NFS) オブジェクトをダブルクリックします。使用可能な UNIX 共有のリストがファイルマネージャーウィンドウに表示されます。

Windows 共有にアクセスするには、Windows ネットワーク (SMB) オブジェクトをダブルクリックします。使用可能な Windows 共有のリストがファイルマネージャーウィンドウに表示されます。

特殊な URI 場所へのアクセス

ファイルマネージャーには、ファイルマネージャーから特定の機能にアクセスできる、特殊な URI 場所が用意されています。これらの場所は上級ユーザー向けです。ほとんどの場合、機能または場所にアクセスするためのより簡単な方法が存在します。

ネットワーク上の場所にアクセスするようにシステムが構成されている場合、ファイルマネージャーで特殊な URI 場所 network:/// を使って、接続可能なネットワークの場所を表示できます。ネットワークの場所にアクセスするには、そのネットワークの場所をダブルクリックします。この URI を使ってネットワークの場所をシステムに追加することもできます。Accessing Network Placesも参照してください。