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Oracle® Solaris 11.3 デスクトップユーザーズガイド

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更新: 2015 年 10 月
 
 

入力方式セレクタ

入力方式 (IM) を使用することで、文字数の多い言語や複雑な文字を使用する言語 (中国語、日本語、韓国語など) で入力が容易になります。

Oracle Solaris デスクトップには、さまざまな IM フレームワーク (システムにインストールされているもの、またはリポジトリからインストールできるもの) が用意されています。Oracle Solaris デスクトップのメイン IM フレームワークの 1 つが、IBus (Intelligent Input Bus) です。

IBus フレームワークは次の機能を提供します。

  • ほとんどのアジア言語を処理できる完全なエンジン。

  • EMEA (欧州、中東、アフリカ) を含む多くの地域でキーボードレイアウトエミュレーションをサポート。

  • 仮想キーボードと X キーボードデータエミュレーションをサポート。

デフォルトでは、IM は次の言語を使ってログインしたときにのみ有効になります。

  • 日本語

  • 中国語

  • 韓国語

  • タイ語

  • インド諸語

その他の言語の場合、IM はデフォルトで有効になっていません。入力方式フレームワークセレクタを使って手動で有効にする必要があります。

IM を有効または無効にする方法

  1. 「システム」 -> 「設定」 -> 「入力方式セレクタ」を選択します。

    「入力方式フレームワークセレクタ」ウィンドウが表示されます。

  2. 「入力方式フレームワークの有効化」オプションを選択し、リストから優先する入力方式フレームワークを選択します。
  3. 「了解」をクリックします。