パネルの概要
パネルは、特定のアクションおよび情報にアクセスできる、Oracle Solaris デスクトップ上の領域です。たとえば、デフォルトパネルでは、アプリケーションを起動したり、日付と時間を表示したり、システムのサウンドの音量を制御したりすることができます。
パネルの動作や外観を変更したり、パネルでオブジェクトを追加および削除したりすることができます。複数のパネルを作成し、それぞれのパネルに異なるプロパティー、オブジェクト、および背景を選択できます。パネルを非表示にすることもできます。Oracle Solaris デスクトップのデフォルトでは、画面の上端と下端にパネルがあります。以降のセクションでは、これらのパネルについて説明します。
上側エッジパネル
デフォルトで、上側エッジパネルには、次の表で説明するアプレットが含まれます。
表 3 上側エッジパネルのアプレット | |
メニューバー
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一連のアプリケーションランチャーアイコン
| アイコンを使用して、ファイルマネージャー、Firefox Web ブラウザ、Thunderbird メールアプリケーション、パッケージマネージャー、端末を起動します。
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通知領域
| ほかのアプリケーション (注意が必要である可能性があるものや、現在のアプリケーションウィンドウから切り替えずにアクセスできるもの) からのアイコンが表示されます。通知領域のアプレットの詳細は、 Notification Area Appletを参照してください。 アプリケーションがアイコンを通知領域に追加するまでは、細いバーのみが表示されています。
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時計
| 現在の時間が表示されます。時間をクリックすると小さいカレンダが開きます。「場所」拡張ラベルをクリックすると、世界地図を表示することもできます。時計アプレットの詳細は、時計アプレットのマニュアルを参照してください。
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音量調節ツール
| システムのスピーカー音量を制御できます。音量調節ツールの詳細は、音量調節ツールのマニュアルを参照してください。
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下側エッジパネル
デフォルトで、下側エッジパネルには、次の表で説明するアプレットが含まれます。
表 4 下側エッジパネルのアプレット | |
デスクトップの表示
| 開いているウィンドウすべてを最小化し、デスクトップを表示します。もう一度クリックすると、すべてのウィンドウが前の状態に復元されます。
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ウィンドウの一覧
| 開いているウィンドウごとにボタンを表示します。ウィンドウの一覧を使用すると、ウィンドウを最小化および復元できます。ウィンドウの一覧の詳細は、 Window Listを参照してください。
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ワークスペース切り換え器
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ゴミ箱アプレット
| ゴミ箱内に削除されたファイルがあるかどうかを表示します。アプレットをクリックすると、内容がファイルマネージャーに表示されます。ゴミ箱を空にするには、アプレットを右クリックし、「ゴミ箱を空にする」を選択します。
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