Oracle® Solaris 11.2 でのデバイスの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

SPARC: USB 電源管理

SPARC システムでは、USB デバイスサービスの保存停止および復元再開機能が完全にサポートされます。ただし、稼働中のデバイスを保存停止しないでください。同様に、システムが中断シャットダウンで電源オフになっているときに、デバイスを取り外さないでください。

システムで電源管理システムが有効にされると、USB フレームワークがすべてのデバイスの電源を管理します。たとえば、ハブドライバはデバイスが接続されているポートの中断を行います。

リモートウェイクアップ」をサポートするデバイスは、そのデバイスが利用可能な状態になるように、そのデバイスのパスに電力を再供給するようにシステムに通知できます。アプリケーションがデバイスに入出力を送信した場合も、ホストシステムはデバイスに電力を再供給することができます。

電源管理システムは、リモートウェイクアップ機能をサポートするすべてのデバイスに実装されています。USB プリンタでは、電源管理は 2 つの印刷ジョブの間でのみ機能します。汎用 USB ドライバ (UGEN) を使用するデバイスでは、電源管理はデバイスが閉じられるときにのみ実行されます。