リムーバブルメディアサービスによってリムーバブルメディアへのアクセスが可能になりますが、手動のマウントとは異なり、管理権利は必要ありません。
メディアにファイルシステムとラベルが含まれる場合、/media/pathname マウントポイントの名前にメディアラベル名が使用されます。ラベルが存在しない場合は、ディスクのモデル名がメディアの名前に使用されます ( /media/cdrom など)。汎用的なニックネームは、レガシーシンボリックリンクにのみ使用されます。たとえば、/rmdisk/rmdisk0 のようになります。
システムに複数の種類のリムーバブルメディアデバイスがある場合は、そのアクセスポイントについて、次の表を参照してください。
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システムにマウントされているメディアを識別するには、rmmount –l コマンドを使用します。例:
# rmmount -l /dev/dsk/c5t0d0p0 rmdisk6,/media/FD-05PUB /dev/dsk/c4t0d3p0 rmdisk5,/media/223UHS-SD-MMC /dev/dsk/c2t0d0s2 cdrom1,cd1,sr1,Oracle_Solaris-11_1-AI-SPARC, \ /media/Oracle_Solaris-11_1-AI-SPARC /dev/dsk/c3t0d0p0 rmdisk2,/media/00JB-00CRA0
この出力例では、次のデバイスがマウントされています。
/dev/dsk/c5t0d0p0 – USB フロッピーディスク
/dev/dsk/c4t0d3p0 – USB カードリーダー内の CF カード
/dev/dsk/c2t0d0s2 – DVD-ROM
/dev/dsk/c3t0d0p0 – リムーバブル USB ディスク