Oracle Solaris インストールプログラムは、DVD、USB、および自動インストール方法を使用して、EFI (GPT) ディスクラベルを ZFS ルートプールディスクにインストールできます。UEFI ファームウェアのサポートおよび GRUB 2 の導入により、GPT ラベル付きディスクからブートする機能が提供されます。このため、次のプラットフォームでディスク全体を ZFS ルートプールディスクまたはディスクに使用できます。
GPT 対応のファームウェアを持つ SPARC ベースのシステム
ほとんどの x86 ベースのシステム
SPARC ベースのシステムでは、ルートファイルシステムはスライス 0 に含まれています。x86 ベースのシステムでは、ルートファイルシステムはパーティション 1 に含まれています。
zpool コマンドは EFI (GPT) ラベルをサポートできます。ルートプールの再作成、または代替ルートプールの作成を行うには、zpool create –B コマンドを使用します。このコマンドオプションを指定すると、ブートに必要なスライスと情報が作成されます。zpool replace コマンドを使用して、EFI (GPT) ラベル付きディスクのあるルートプール内のディスクを交換する場合は、ブートローダーも再インストールする必要があります。