Oracle® Solaris 11.2 でのデバイスの管理

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 7 月
 
 

Oracle Solaris での USB のサポートについて

Oracle Solaris は、USB 3.0 xhci ホストコントローラドライバを使用するすべての USB 3.0 デバイス (オーディオデバイスを除く) をサポートしています。以前の USB バージョンとの下位互換性によって、USB 2.0、1.1、および 1.0 のデバイス用と同じハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントを USB 3.0 ポートで使用できます。ただし、オーディオデバイスの場合は、USB 2.0、1.1、および 1.0 のみがサポートされます。

単一の XHCI ホストコントローラによって、USB デバイスのすべての速度がサポートされます。デバイスに USB 2.0 ポートを使用している場合は、それらのデバイスで USB 2.0 がサポートされるかどうかに応じて、別のホストコントローラのインタフェースドライバが動的に割り当てられます。


注 -  USB ドライバによってサポートされないデバイスの場合は、USB ライブラリのドキュメント (/usr/share/doc/libusb/libusb.txt) を参照してください。

よりよいパフォーマンスのためには、USB 3.0 デバイスおよび USB 2.0 デバイスに対応する USB 3.0 ポートおよび USB 2.0 ポートに常に接続してください。USB 3.0 ポートまたは USB 2.0 ポートは、次のいずれかのコンポーネント上にあります。

  • USB PCI カード

  • USB ポートに接続されている USB ハブ

  • SPARC または x86 のコンピュータのマザーボード


注 -  以前の SPARC プラットフォームでは、USB 2.0 PCI カードが必要な場合があります。