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Oracle® Solaris 11.3 での ZFS ファイルシステムの管理

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更新: 2016 年 11 月
 
 

ZFS ファイルシステムの作成方法

zfs create コマンドによって、新しく作成されたファイルシステムが自動的にマウントされます (ファイルシステムが正常に作成されている場合)。デフォルトでは、ファイルシステムは create サブコマンドで指定したデータセット名を使用して、/dataset としてマウントされます。この例では、新しく作成した jeff ファイルシステムは /tank/home/jeff にマウントされます。自動的に管理されるマウントポイントの詳細については、ZFS マウントポイントを管理するを参照してください。


注 -  ZFS ファイルシステムの暗号化は、ファイルシステムの作成時に有効にする必要があります。ZFS ファイルシステムの暗号化の詳細については、ZFS ファイルシステムの暗号化を参照してください。

zfs create コマンドの詳細は、zfs(1M) のマニュアルページを参照してください。

  1. ルートになります。
  2. ZFS ファイルシステムを作成します。
使用例 27  単純な ZFS ファイルシステムを作成する

次の例では、jeff という名前のファイルシステムが tank/home ファイルシステムに作成されます。

# zfs create tank/home/jeff
使用例 28  ファイルシステムプロパティーを使用して ZFS ファイルシステム階層を作成する

ファイルシステムが作成されるときにファイルシステムプロパティーを設定できます。次の例では、tank/home ファイルシステム用に /export/zfs というマウントポイントが作成されます。

# zfs create -o mountpoint=/export/zfs tank/home

ファイルシステムのプロパティーの詳細については、ZFS のプロパティーの概要を参照してください。