この Oracle Solaris リリースには、次の ZFS 機能が導入されています。
デフォルトのユーザー割り当て制限またはデフォルトのグループ割り当て制限を設定して、多くの異なるユーザーによって使用される大規模な共通ファイルシステムのディスク領域を制限できます。詳細は、ZFS の割り当て制限と予約を設定するを参照してください。
再帰的な (–r) オプションを使用すると、再帰的な ZFS スナップショットの違いを表示できます。詳細は、再帰的な ZFS スナップショットの相違点の表示を参照してください。
コマンド zpool monitor を使用すると、ZFS ストリームの送受信、データのスクラブ、再同期化などの、ZFS データに対して開始された進行中の操作のステータスや進行状況をモニターできます。詳細は、ZFS プール操作をモニターするを参照してください。
データセットを圧縮するときに LZ4 アルゴリズムを使用できるようになりました。詳細は、ZFS ファイルシステムの圧縮を参照してください。
ZFS キャッシュデバイスがリブート後も保持されるようになりました。詳細は、キャッシュデバイスを使用して ZFS ストレージプールを作成するを参照してください。