Oracle® Solaris Cluster 4.3 ソフトウェアのインストール

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更新: 2016 年 7 月
 
 

ディスクセット内のドライブのパーティションを再分割する方法

metaset(1M) コマンドは、ディスクセット内のドライブのパーティションを再分割して、各ドライブの小さな部分が Solaris Volume Manager ソフトウェアでの使用のために予約されるようにします。Extensible Firmware Interface (EFI) ラベル付きデバイスでは、スライス 6 が使用されます。各ドライブの残りの領域は、スライス 0 に配置されます。ドライブの使用効率を向上させるためには、この手順を使ってディスクのレイアウトを変更して下さい。EFI スライス 1 から 5 に領域を割り当てることで、Solaris Volume Manager ボリュームを設定するときにこれらのスライスを使用できるようになります。

  1. root 役割になります。
  2. format コマンドを使用し、ディスクセット内の各ドライブのディスクパーティションを変更します。

    ドライブのパーティションを再分割する場合、metaset コマンドによってそのドライブのパーティションが再分割されないようにするための手順を実行します。

    1. 状態データベースのレプリカを維持するのに十分な大きさの、シリンダ 0 で始まる EFI のスライス 6 を作成します。

      ターゲットスライスがドライブ上のほかのスライスとオーバーラップしないでください。

      Solaris Volume Manager の管理者ガイドを参照して、使用のバージョンのボリューム管理ソフトウェア用の状態データベースレプリカのサイズを判定します。

    2. ターゲットスライスの Flag フィールドを wu (読み書き可能、マウント不可) に設定します。

      このフィールドは読み取り専用に設定しないでください。

    詳細は、format(1M) のマニュアルページを参照してください。

次のステップ

md.tab ファイルを使って、ボリュームを定義します。md.tab ファイルを作成する方法に進みます。