この手順を実行して、md.tab ファイルで定義されている Solaris Volume Manager ボリュームを起動します。
phys-schost# cldevicegroup switch -n node device-group
所有権を取得するノードを指定します。
ディスクセット名を指定します。
phys-schost# metainit -s setname -a
ディスクセット名を指定します。
md.tab ファイル内のすべてのボリュームを起動します。
必要に応じて、ドライブに接続できる別のノードから metainit(1M) コマンドを実行します。クラスタ化ペアトポロジでは、すべてのノードがドライブにアクセスできるわけではないため、この手順が必要になります。
phys-schost# metastat -s setname
詳細は、metastat(1M) のマニュアルページを参照してください。
クラスタ構成のバックアップを保存しておけば、クラスタ構成の回復がより簡単になります。詳細は、Oracle Solaris Cluster 4.3 システム管理 の クラスタ構成をバックアップする方法を参照してください。
次の例では、md.tab ファイルでディスクセット dg-schost-1 用に定義されているすべてのボリュームを起動します。
phys-schost# metainit -s dg-schost-1 -a
次のステップ
クラスタに正確に 2 つのディスク格納装置と 2 つのノードがある場合は、二重列メディエータを追加します。二重列メディエータの構成に進みます。
それ以外の場合は、クラスタファイルシステムを作成する方法に進んでクラスタファイルシステムの作成方法を確認します。