以下の手順を実行して、既存のグローバルクラスタノードで新しいクラスタノードを追加するためにクラスタを準備します。
始める前に
次のタスクを実行します。
必要なハードウェアがすべてインストールされていることを確認します。
ホストアダプタが新しいノードに取り付けられていることを確認します。Oracle Solaris Cluster Hardware Administration Manualを参照してください。
既存のクラスタインターコネクトが新しいノードをサポートできることを確認します。Oracle Solaris Cluster Hardware Administration Manualを参照してください。
追加の記憶装置がインストールされていることを確認します。
phys-schost# clsetup
メインメニューが表示されます。
clsetup ユーティリティーは、タスクがエラーなしで完了した場合、「コマンドが正常に完了しました」というメッセージを表示します。
phys-schost# clinterconnect show
少なくとも 2 つのケーブルまたは 2 つのアダプタを構成しなければなりません。
phys-schost# clsetup
指示通りにクラスタに追加するノードの名前、トランスポートアダプタの名前、およびトランスポートスイッチを使用するかどうかを指定します。
phys-schost# clinterconnect show
コマンド出力は、少なくとも 2 つのクラスタインターコネクトの構成情報を表示する必要があります。
phys-schost# cluster show-netprops
次に出力例を示します。
=== Private Network === private_netaddr: 172.16.0.0 private_netmask: 255.255.240.0 max_nodes: 64 max_privatenets: 10 max_zoneclusters: 12
追加のグローバルクラスタノードとして Oracle Solaris Cluster ソフトウェアを構成する方法 (scinstall)に進みます。
ノードまたはプライベートネットワークを追加する方法ときにプライベートネットワーク構成を変更する方法に進みます。プライベート IP アドレス範囲を変更するには、クラスタをシャットダウンする必要があります。このためには、各リソースグループをオフラインに切り替え、クラスタ内のすべてのリソースを無効にして、IP アドレス範囲を再構成する前に非クラスタモードでリブートします。
次のステップ
新しいクラスタノードで Oracle Solaris Cluster ソフトウェアを構成します。追加のグローバルクラスタノードとして Oracle Solaris Cluster ソフトウェアを構成する方法 (scinstall)または 追加のグローバルクラスタノードで Oracle Solaris Cluster ソフトウェアを構成する方法 (XML ファイル)に進みます。