グローバルクラスタの構成が完了したら、本番稼動させる前に、Oracle Explorer ユーティリティーを使用して、クラスタに関するベースライン情報を記録します。このデータは、将来クラスタのトラブルシューティングを行う必要がある場合に使用できます。
Services Tools Bundle には、Oracle Explorer パッケージの SUNWexplo と SUNWexplu が含まれています。ソフトウェアのダウンロードとインストールについては、http://www.oracle.com/us/support/systems/premier/services-tools-bundle-sun-systems-163717.html を参照してください。
プラットフォームに適したコマンドを使用します。たとえば、Oracle の Sun Fire T1000 サーバー上で情報を収集するには、次のコマンドを実行します。
# explorer -i -w default,Tx000
詳細は、/opt/SUNWexplo/man/man1m/ ディレクトリ内の explorer(1M) のマニュアルページと、My Oracle Support の Note 1153444.1 経由で入手可能な Oracle Explorer Data Collector のユーザーガイドを参照してください。
explorer の出力ファイルは、/opt/SUNWexplo/output/ ディレクトリに explorer.hostid.hostname-date.tar.gz として保存されます。
FTP または HTTPS を使用して Oracle Explorer ファイルを送信するには、Oracle Explorer Data Collector のユーザーガイドの手順に従ってください。
Oracle Explorer データベースは、ユーザーのクラスタの技術的な問題を診断するためにデータが必要な場合に、ユーザーの explorer 出力を Oracle の技術サポートが使用できるようにします。