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Oracle® ZFS Storage Appliance 配線ガイド

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更新: 2016 年 12 月
 
 

ディスクシェルフ同士の配線

ラック内のディスクシェルフ同士を配線するには、次の手順を使用します。DEx-24P ディスクシェルフの場合、1 m (3.28 フィート) のケーブルが各ディスクシェルフに付属しています。DEx-24C および Sun Disk Shelf の場合、2 m (6.56 フィート) のケーブルが含まれています。ディスクシェルフ間の最大ケーブル長は、3 m (9.84 フィート) です。

  1. 配線の入門で、使用するシステムに適した配線図を特定します。
  2. まずディスクシェルフケーブルの中央部で直径 12.7 cm (5 インチ) のゆるいループを適切な数だけ作成し、ケーブルタイを取り付けてそれらを固定します (次の図を参照)。

    ループ作成時にはこれらのガイドラインを使用してください。

    • 1 m のケーブル長 - 2 ループ

    • 2 m のケーブル長 - 3 ループ

    • 3 m のケーブル長 - 4 ループ

    ケーブルタイとケーブル端の間の長さが約 0.58 m (23 インチ) になるようにします。


    image:図は、ケーブルタイとケーブル端の間の長さを示しています。
  3. ラックの背面に向かって、まずいちばん上のディスクシェルフについて、ディスクシェルフ配線ポートにもっとも近いラックのサイドを選択し、そのサイドにケーブルのループを保持します。

    ケーブル長が最大になるよう、ケーブルタイがラックの背面のほうを向くようにしてください。

  4. ラックレールの、いちばん上のディスクシェルフより上の位置までケーブルの上側の端を伸ばし、電源装置を取り外すのに十分な余裕がケーブルに残っていることを確認します。
  5. そのケーブルの端を、いちばん上のディスクシェルフの適切なポートに接続します。

    ディスクシェルフのポートを特定するには、適切な配線図を参照してください。

  6. コイル状になったケーブルを、垂直方向のラックレールとラックサイドパネルの間にスライドさせます。その際、ケーブルタイがまだラック背面のほうを向いていることを確認します。
  7. 電源装置を取り外すための余裕があることを確認したあと、ケーブルの他方の端を、適切なディスクシェルフの適切なポートに接続します。
  8. いちばん上のディスクシェルフより少しだけ上にあるラックレール上の設置穴に、ケーブルの上側の端を別のケーブルタイを使って固定します。

    2U ディスクシェルフ同士の配線 (DE3-24P を表示)


    image:図は、2U ディスクシェルフ同士の配線を示しています (DE3-24P を表示)

    4U ディスクシェルフ同士の配線 (DE3-24C を表示)


    image:図は、4U ディスクシェルフ同士の配線を示しています (DE3-24C を表示)
  9. チェーン内の残りのディスクシェルフについても、正しいディスクシェルフに置き換えて、この手順を繰り返します。

    サイド上のケーブルタイの固定位置の間隔は、約 20.32 cm (8 インチ) を保ちます。

  10. (オプション) ケーブルタイの余分な部分を切り取ります。
  11. すべての追加ディスクシェルフチェーンで、この手順を繰り返します。
  12. コントローラをディスクシェルフチェーンに接続するには、適切な手順を参照してください。