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10.4.1 カスタム情報キーの使用

カスタム情報キーを使用すると、クライアントから構成情報を抽出できます。

カスタム情報キーを使用するには:

  1. Spacewalkのカスタム情報キーを10.4.2項、「Spacewalk Webインタフェースを使用したカスタム情報キーの定義」10.4.3項、「spacecmdを使用したカスタム情報キーの定義」で説明されているように定義します。

    たとえば、uptrack-unameという名前のカスタム情報キーを定義して、Kspliceの有効カーネル・バージョンの値を格納することができます。

  2. キーを使用する各クライアントにrhn-custom-infoパッケージをインストールします。

  3. rhn-custom-infoコマンドを使用して、キーの値をSpacewalkで使用できるようにします。 次に例を示します。

    # rhn-custom-info uptrack-uname `uptrack-uname -r`

    このコマンドは、uptrack-uname -rによって返された値をuptrack-unameキーの値として使用可能にします。 次に、rhn.system.custom_info(uptrack-uname)マクロを使用して、構成ファイル内のuptrack-nameの値を抽出することができます。