このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされなくなったか、または拡張サポートされています。
Oracleでは、現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。
spacewalk-clone-by-dateユーティリティを使用して、指定した日付のOracle Linuxチャネルをクローンすることができます。これにより、チャネルのエラータとその関連パッケージの状態が元のリリースからその日付まで保持されます。 必要に応じて、パッケージをブラックリストに登録したり削除したり、追加または削除するエラータのタイプを選択することができます。
次の例では、ol6-x86_64-latest
チャネルから2015年7月4日までのセキュリティ・エラータのみをol6-x86_64-latest-sec-20150704
にクローンします:
#spacewalk-clone-by-date --username=
\swadmin
--password=swpasswd
--to_date=2015-07-04 --channels=ol6-x86_64-latest ol6-x86_64-latest-sec-20150704
\--security_only --background --assumeyes
このコマンドは、バックグラウンドで途切れることなく実行されます。 指定されたspacewalkユーザーには、組織管理者またはチャネル管理者の権限が必要です。
次の例では、ntp
パッケージのすべてのバージョンとfuse
で始まるパッケージを除いて、2015年8月15日までのベース・チャネルとパッチ子チャネルのクローンを作成しています。
#spacewalk-clone-by-date --username=
\swadmin
--password=swpasswd
--channels=ol6-x86_64-base ol6-x86_64-base-20150815
--channels=ol6-x86_64-patch ol6-x86_64-patch-20150815
--to_date=2015-08-15 --blacklist=ntp,fuse*
spacewalk-clone-by-dateをリモートで実行するには、-sオプションを使用して、XML/RPC API接続のSpacewalkサーバーURLを指定します(例:-s https://
)。
swksvr_FQDN
/rpc/api
一般的な使用例は、定期的な間隔でspacewalk-clone-by-dateを実行して、クローンされたチャネルを最新の状態に保つことです。 サンプル構成ファイルを生成するには、次のコマンドを使用します:
# spacewalk-clone-by-date --sample-config
詳細は、spacewalk-clone-by-date(8)
マニュアル・ページを参照してください。