このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされなくなったか、または拡張サポートされています。
Oracleでは、現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。
Spacewalkサーバーでの配布用のkickstartツリーを設定するには、次の手順を実行します:
すべてのkickstartツリーのルート(通常は
/var/distro-trees)が存在しない場合は、このディレクトリを作成し、必要に応じてSELinuxファイル・タイプをhttpd_sys_content_tに設定して、httpdおよびtomcat6がファイルを使用可能にできるよう:kickstartツリーのルート・ディレクトリを作成します。次に例を示します:
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mkdir -p /var/distro-trees/ol7u2-x86_64-serverシステムでSELinuxが強制モードで有効になっている場合:
semanageコマンドを使用して、kickstartツリーのデフォルトのファイル・タイプを
httpd_sys_content_tとして定義します:#
/usr/sbin/semanage fcontext -a -t httpd_sys_content_t "/var/distro-trees(/.*)?"restoreconコマンドを使用して、ディレクトリ階層全体にファイル・タイプを適用します。
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/sbin/restorecon -R -v /var/distro-trees注semanageおよびrestoreconコマンドは、
policycoreutils-pythonおよびpolicycoreutilsパッケージで提供されます。
Oracle Linuxメディア・パックのDVDイメージをhttps://edelivery.oracle.com/linuxのOracle Software Delivery Cloudからダウンロードし、適切なマウント・ポイントにマウントします:
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mount -o loop /var/ISOs/DVDimage.iso /var/distro-trees/olNun-arch-server次の表は、Oracle Linuxリリースで使用可能な完全なOracle Linux Media Pack DVDイメージ・ファイルの一部を示しています:
リリース
アーキテクチャ DVDイメージ・ファイル
Oracle Linux 5更新11
x86 (32ビット)
V47134-01.isoOracle Linux 5更新11
x86_64 (64-bit)
V47133-01.isoOracle Linux 6更新7
x86 (32ビット)
V77200-01.isoOracle Linux 6更新7
x86_64 (64-bit)
V77197-01.isoOracle Linux 7更新2
x86_64 (64-bit)
V100082-01.iso/etc/fstabにエントリを作成して、リブート後にシステムが常にDVDイメージをマウントするようにします。たとえば、次のようにします:/var/ISOs/V100082-01.iso /var/OSimage/OL7u2-x86_64-server iso9660 loop,ro 0 0
キックスタート・ツリーをソフトウェア・チャネルに関連付けるか、iPXEクライアントを起動できるようにするには、
/var/www/htmlから/var/distro-treesへのシンボリック・リンクを作成します。#
ln -s /var/distro-trees /var/www/html/distro-treesインストール・イメージは、
https://,などのURLで入手できます。swksvr_FQDN/distro-trees/olNun-arch-server/imagesswksvr_FQDNは、SpacewalkサーバーまたはプロキシのFQDNです。ブラウザを使用すると、URLにリストされているマウントされたインストール・イメージの内容を確認できるはずです。 ファイルが表示されない場合:
<Directory "/var/www/html">項でOptions Indexes FollowSymLinksを指定することにより、/etc/httpd/conf/httpd.confを編集し、ディレクトリ索引付けとシンボリック・リンクのサポートを有効にします。httpdサービスをリロードしてください。#
service httpd reload

