この項では、Oracle Fabric Interconnect F1-15の保守交換可能コンポーネント(CRU/FRU)の手順を説明します。 サービス手順を起動する前に、第6.3項、「Oracle Private Cloud Applianceの保守の準備」のガイドラインに従ってください。
Fabric Interconnectの電源を切断する必要のあるサービス手順を実行する必要がある場合は、次の手順に従います。
Oracle Fabric Interconnect F1-15の電源を切断する
電源ボタンを押して、Fabric Interconnectを正常に電源切断します。
ステータスLEDが消灯するまで待ち、コンポーネントの電源が正常に切断されたことを示します。
Oracle Fabric Interconnect F1-15を操作に戻す
電源ボタンを押してFabric Interconnectの電源を入れます。
ステータスLEDが緑色に点滅し、システム制御プロセッサがブート中であることを示します。
ステータスLEDが緑色に点灯するまで待ちます。
これは、システム制御プロセッサの起動が完了し、Fabric Interconnectが動作可能な状態であることを示しています。
ホット・スワップ対応でない部品の場合は、サービス手順を開始する前にOracle Fabric Interconnect F1-15の電源を切断します。
Fabric InterconnectまたはI/Oモジュールのサービスが停止している間は、管理、ストレージ、VMおよび外部ネットワーク接続に影響がある場合があります。 必要な予防措置を講じてください。
スイッチ構成全体を交換する場合は、交換後に構成をリストアできるように、まず既存のコンポーネントから構成を保存します。
一般に、ホット・スワップ対応コンポーネントは、Oracle Private Cloud Applianceの特別な追加ステップなしで処理できます。 サービス・マニュアルの該当する手順に従います。 次の表に、各サービス手順へのリンクと、部品がホット・スワップ可能かどうか、またはコンポーネントをオフラインにして電源を切る必要があるかどうかを示します。
表6.28 Oracle Fabric Interconnect F1-15コンポーネントのサービス手順
置換可能部品 | ホットスワップ | URL |
|---|---|---|
電源 (Oracle認定サービス技術者のみ) | はい | http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z40004411020156.html#scrolltoc |
ファン・モジュール (Oracle認定サービス技術者のみ) | はい | http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z40004411020136.html#scrolltoc |
Fabricボード (Oracle認定サービス技術者のみ) | いいえ | http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z40004411020657.html#scrolltoc |
管理モジュール (Oracle認定サービス技術者のみ) | いいえ | http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z40004411020369.html#scrolltoc http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z40004411020375.html#scrolltoc |
I/O モジュール (Oracle認定サービス技術者のみ) | はい | http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z40004411020323.html#scrolltoc http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z400037d1022426.html#scrolltoc |
システム制御プロセッサを含むフロント・パネル構成部品 (Oracle認定サービス技術者のみ) | いいえ | http://docs.oracle.com/cd/E38500_01/html/E50997/z40004411020496.html#scrolltoc |