Oracle ILOM は、サーバーの現場交換可能ユニット (FRU) に保存されたトップレベルインジケータ (TLI) が常に正しいことを保証する、TLI の自動更新機能を備えています。TLI は各サーバーで一意であり、サーバーのサービス資格と保証範囲を追跡するために使用されます。サーバーでサービスが必要になると、サーバーの TLI を使用して、サーバーの保証が期限切れでないことが確認されます。
TLI は、電源ユニット 0 (PS0)、マザーボード (MB)、およびディスクバックプレーン (DBP) というコンポーネントの FRUID (現場交換可能ユニット識別子) に保存されます。
各コンポーネントの FRUID に保存される TLI コンポーネントは次のとおりです。
製品名
PPN (製品パーツ番号)
PSN (製品シリアル番号)
TLI が含まれているサーバーの FRU を取り外して交換モジュールを取り付けるときに、ほかの 2 つのモジュールと同じ TLI を含むように、交換モジュールの TLI は Oracle ILOM によってプログラムされます。