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Sun Server X3-2L (旧 Sun Fire X4270 M3) プロダクトノート、Version 1.5

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更新: 2016 年 10 月
 
 

FRU TLI の自動更新

Oracle ILOM は、サーバーの現場交換可能ユニット (FRU) に保存されたトップレベルインジケータ (TLI) が常に正しいことを保証する、TLI の自動更新機能を備えています。TLI は各サーバーで一意であり、サーバーのサービス資格と保証範囲を追跡するために使用されます。サーバーでサービスが必要になると、サーバーの TLI を使用して、サーバーの保証が期限切れでないことが確認されます。

TLI は、電源ユニット 0 (PS0)、マザーボード (MB)、およびディスクバックプレーン (DBP) というコンポーネントの FRUID (現場交換可能ユニット識別子) に保存されます。


注 -  電源装置 0 (PS0)、ディスクバックプレーン、マザーボードは同時に交換しないでください。1 回につき 1 つのコンポーネントを交換し、交換のたびに SP をリブートしてください。

各コンポーネントの FRUID に保存される TLI コンポーネントは次のとおりです。

  • 製品名

  • PPN (製品パーツ番号)

  • PSN (製品シリアル番号)

TLI が含まれているサーバーの FRU を取り外して交換モジュールを取り付けるときに、ほかの 2 つのモジュールと同じ TLI を含むように、交換モジュールの TLI は Oracle ILOM によってプログラムされます。


注 -  電源装置 0、ディスクバックプレーン、またはマザーボードの交換後に、FRU トップレベルインジケータ (TLI) データを新しい電源装置 0、ディスクバックプレーン、またはマザーボードに伝播させるために、ILOM サービスプロセッサ (SP) のリセットが必要になることがあります。SP のリセット手順については、http://www.oracle.com/goto/ILOM/docs にある『Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.1 構成および保守用管理者ガイド』を参照してください。