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Sun Server X3-2L (旧 Sun Fire X4270 M3) プロダクトノート、Version 1.5

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更新: 2016 年 10 月
 
 

プロセッサの再利用に関する間違った警告テキスト (1657905)

Sun Server X3-2L サービスマニュアル』には、マザーボード構成部品交換手順の一部として新しいプロセッサを取り付ける必要がある、という間違った文があります。

Sun Server X3-2L サーバー内のマザーボード構成部品を何らかの理由で取り外して交換する必要がある場合、まずマザーボードからプロセッサを取り外し、そのあとでマザーボード構成部品を取り外す必要があります。プロセッサの動作状態が良好であれば、マザーボード構成部品をサーバー内に再配置したあと、その同じプロセッサをマザーボードに取り付けることができます。マザーボード構成部品交換手順の一部として新しいプロセッサを取り付ける必要はありません。

ところが、『X3-2L サービスマニュアル』のマザーボード構成部品交換手順には、次のような警告文があります。

「プロセッサを取り外すときは常に、別のプロセッサと交換し、プロセッサヒートシンクを再度取り付けるようにしてください。そうしないと、通気が不適切なためにサーバーが過熱するおそれがあります。」

この警告は、プロセッサを取り外した場合、そのプロセッサは必ず別の (新しい) プロセッサと交換する必要があることを暗に示しています。その文は間違っています。前のマザーボードから取り外したのと同じプロセッサを、交換後のマザーボード構成部品に取り付けてもかまわないからです。

回避方法:

Sun Server X3-2L サービスマニュアル』内のこの警告テキストは無視してください。