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Sun Server X3-2L (旧 Sun Fire X4270 M3) プロダクトノート、Version 1.5

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更新: 2016 年 10 月
 
 

組み込み Oracle System Assistant USB フラッシュドライブの上書き回避

Oracle System Assistant USB フラッシュドライブを含む Sun Server X3-2L システム (目的は Linux オペレーティングシステムまたは仮想マシンソフトウェアのインストール) は、ハードディスクドライブ (HDD) または半導体ドライブ (SSD) が 1 台だけの場合でも、マルチストレージドライブシステムです。Oracle System Assistant USB フラッシュドライブは、インストーラには通常のディスクのように見えます。

オペレーティングシステム (OS) のインストール中に、ディスクパーティションに使用されるデバイスをよく確認せずに、インストーラによって示されるデフォルトのディスクレイアウトを受け入れないでください。デバイスの選択を確認したり修正したりせずに OS インストーラによって提示されたデフォルトのディスクパーティションを受け入れると、Oracle System Assistant USB フラッシュドライブが上書きされ、その他のシステムソフトウェアの問題が発生する可能性があります。

これは、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) モードでの Oracle Linux 6.x または Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.x ベースのインストールで発生する可能性が高くなります。インストーラが、USB フラッシュドライブを有効な EFI システムパーティション (ESP ブートパーティション) として認識し、Oracle System Assistant USB フラッシュドライブを使用して、多くのデフォルトのディスク構成で OS をブートしようとするためです。必ず、ディスクレイアウトを確認できるディスクパーティション分割オプションを選択してください。

詳細については、ソフトウェアインストールガイドの次のセクションを参照してください。

  • Linux オペレーティングシステムについては、『Sun Server X3-2L Linux オペレーティングシステムインストールガイド』の「インストール先のオプション」を参照してください。

  • Oracle VM については、『Sun Server X3-2L Oracle VM インストールガイド』の「インストール先のオプション」を参照してください。

  • VMware ESXi については、『Sun Server X3-2L VMware ESXi インストールガイド』の「インストール先のオプション」を参照してください。