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Sun Server X3-2L (旧 Sun Fire X4270 M3) プロダクトノート、Version 1.5

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更新: 2016 年 10 月
 
 

Sun Storage 6 Gb SAS PCIe 内蔵 HBA を使用し、BIOS で UEFI モードが選択されている場合に Windows Server 2008 の R1 または R10 RAID ボリュームへのインストールが失敗する (15789031、以前は CR 7165622)


注 -  この問題はレガシー BIOS モードでは発生しません。Windows Server 2008 をレガシーモードでインストールする場合、この問題は発生しません

Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) BIOS モードでは、Windows Server 2008 R2 SP1 または Windows Server 2008 SP2 の設定中に、インストーラは新たに作成された R1 または R10 RAID ボリュームを検出できません。これは、Sun Storage 6 Gb PCIe 内蔵ホストバスアダプタ (HBA) でほかのディスクまたは前の RAID 構成が行われていた場合に発生する可能性があります。

この問題は、UEFI モードになっているときに、HBA NVRAM で使用されるマッピングテーブル内でデータが管理される方法の問題が原因になっています。複数の RAID 構成を作成してから、削除する (テスト環境で行われることがあります) 場合、マッピングテーブルで使用されたエントリが入れられる可能性があり、新しい構成を追加できません。前の構成からのマッピングテーブル内の無効なデータが削除されないため、これが発生します。

影響を受けるハードウェアおよびソフトウェア:

  • Windows Server 2008 R2 SP1 および Windows Server 2008 SP2

  • Sun Storage 6 Gb SAS PCIe 内蔵 HBA (SG-SAS6-INT-Z および SGX-SAS6-INT-Z)

  • リリース 1.0、1.1、1.2、1.3、1.4.4、および 1.5

回避方法:

HBA NVRAM マッピングテーブル内のエントリをクリアするには、次の手順を実行します。

  1. ホストのリセットまたは電源の再投入を行なって、BIOS の開始時に、F2 を押して BIOS 設定ユーティリティーにアクセスします。

  2. BIOS 設定ユーティリティーの画面で、「Boot」メニューを選択し、「UEFI/BIOS Boot Mode」を一時的に「Legacy BIOS」に変更して、F10 を押して変更を保存して BIOS を終了します。

  3. BIOS の再開時に、F8 を押して、開始する LSI BIOS のモニターを確認します。

    F8 ブートメニューで論理ボリュームが表示されます。

  4. F8 ブートメニューで、スクロールダウンして、BIOS 設定ユーティリティーを再度開始します。

  5. BIOS 設定ユーティリティーの画面で、「Boot」メニューを選択し、「UEFI/BIOS Boot Mode」を「UEFI」に戻して、F10 を押して変更を保存して BIOS を終了します。

  6. Windows Server 2008 のセットアップを再開します。

    次のブートの試行時に、Windows Server 2008 インストーラに論理ボリュームが表示されます。