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Sun Server X3-2L (旧 Sun Fire X4270 M3) プロダクトノート、Version 1.5

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更新: 2016 年 10 月
 
 

Oracle Solaris 10 1/13 で Oracle ILOM リモートコンソールがハングアップするように見える (16353003)

Oracle Solaris 10 1/13 OS で Oracle ILOM リモートシステムコンソールを使用すると、システムがシャットダウンの最終段階でハングアップ状態になります。「Press any key to reboot」というプロンプトがリモートシステムコンソールに表示されますが、コンソールはそのメッセージへの応答となるキーボード入力を一切受け入れません。この問題が発生する可能性があるのは、リモートシステムコンソールの eeprom 変数 consoletext に設定された状態で次のシステム管理コマンドを入力した場合です。

  • sys-unconfig

  • init 0

  • uadmin 1 0

  • uadmin 1 6

  • uadmin 2 0

  • shutdown -i 0

  • halt

影響を受けるソフトウェア:

  • Oracle Solaris 10 1/13

  • リリース 1.0、1.1、1.2、1.3、1.4.4、および 1.5

回避方法:

Solaris 10 1/13 OS で Oracle ILOM リモートコンソールを使用する際には、eeprom 変数コンソールを ttya に設定します。

  1. Solaris 上で eeprom console=ttya と設定したあと、システムをリブートします。

  2. Oracle ILOM SP から start /HOST/console コマンドを入力します。

  3. 「Press any key to reboot」というメッセージが表示されたら、リモートシステムコンソール内でキーをどれか押します。