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Sun Server X3-2L (旧 Sun Fire X4270 M3) プロダクトノート、Version 1.5

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更新: 2016 年 10 月
 
 

Oracle Solaris 11 11/11 テキストインストーラを使用するときに 3T バイトの HDD のデフォルトパーティションを受け入れるとインストールに失敗する (15762166、以前は CR 7123018)


注 -  この問題は、DVD ベースのインストールまたは Automated Installer (AI) を使用して実行されるインストールには適用されません。この問題は、テキストベースのインストールのみに影響します。

Oracle Solaris 11 11/11 を 3T バイトのハードディスクドライブ (HDD) にインストールする際、Oracle Solaris 11 11/11 テキストインストーラに、誤解を招くデフォルト設定「Use the whole disk」が表示されます。インストールプログラムのほかのユーザーメッセージには HDD の 2T バイトのみが使用されると示されるため、このデフォルト設定は許容できるように思えます。

このデフォルト設定を受け入れた場合、インストールプログラムは誤って Oracle Solaris 11 11/11 を、2T バイトのパーティションではなく 3T バイトの HDD 全体にロードし、インストールが失敗します。


注 -  Oracle Solaris 11 11/11 を 3T バイトの HDD 全体にインストールするには、Unified Extensible Firmware Interface (UEFI) BIOS のサポートが必要ですが、Oracle Solaris 11 は UEFI BIOS をサポートしていません。

影響を受けるソフトウェア:

  • Oracle Solaris 11 11/11

  • リリース 1.0、1.1、1.2、1.3、1.4.4、および 1.5


注 -  この問題は Oracle Solaris 11.1 には影響しません。

回避方法:

テキストインストールの場合、「Fdisk Partition」画面で、プロンプトが表示されたら、「Use the whole disk」ではなく「Use a partition of the disk」を選択します。