reboot –d コマンドまたは halt –d コマンドを使用できない場合は、カーネルデバッガ kmdb を使用してクラッシュダンプを強制的に実行できます。次の手順を実行するには、ブート時に、または mdb – k コマンドを使用してカーネルデバッガがロードされている必要があります。
デバッガにアクセスするための方法は、システムへのアクセスに使用するコンソールのタイプによって異なります。
ローカル接続されているキーボードを使用している場合は、F1–A を押します。
シリアルコンソールを使用している場合は、そのシリアルコンソールタイプに適した方法で ブレークを送信します。
kmdb プロンプトが表示されます。
[0]> $<systemdump
パニックメッセージが表示され、クラッシュダンプが保存され、システムがリブートします。
この例は、halt –d コマンドを使用して、x86 ベースのシステムのクラッシュダンプとリブートを強制的に実行する方法を示しています。
# halt -d 4ay 30 15:35:15 wacked.<domain>.COM halt: halted by user panic[cpu0]/thread=ffffffff83246ec0: forced crash dump initiated at user request fffffe80006bbd60 genunix:kadmin+4c1 () fffffe80006bbec0 genunix:uadmin+93 () fffffe80006bbf10 unix:sys_syscall32+101 () syncing file systems... done dumping to /dev/dsk/c1t0d0s1, offset 107675648, content: kernel NOTICE: adpu320: bus reset 100% done: 38438 pages dumped, compression ratio 4.29, dump succeeded Welcome to kmdb Loaded modules: [ audiosup crypto ufs unix krtld s1394 sppp nca uhci lofs genunix ip usba specfs nfs md random sctp ] [0]> kmdb: Do you really want to reboot? (y/n) y