このセクションでは次の手順について説明します。
次の場合は、ブートおよびシステムのその他の問題を分析またはトラブルシューティングするために、システムをまずシャットダウンする必要があります。
システムのブート時にエラーメッセージのトラブルシューティングを行います。
システムを停止して復旧を試みます。
復旧を目的としてシステムをブートします。
強制的にクラッシュダンプを実行し、システムをリブートします。
カーネルデバッガを使ってシステムをブートします。
復旧の目的でシステムをブートする必要がある場合があります。
一般的なエラーおよび復旧のシナリオを次に示します。
シングルユーザー状態にシステムをブートして、/etc/passwd ファイルの root シェルエントリの修正や、NIS サーバーの変更などの軽微な問題を解決します。
インストールメディアまたはネットワーク上の AI サーバーからブートして、システムのブートを妨げている問題から回復したり、失われた root パスワードを回復します。この方法では、ルートプールをインポートしたあとに、ブート環境をマウントする必要があります。
x86 のみ: ルートプールをインポートすることにより、ブート構成の問題を解決します。ファイルで問題が発生した場合は、ブート環境をマウントする必要はなく、単にルートプールをインポートするだけで、ブート関連のコンポーネントを含む rpool ファイルシステムが自動的にマウントされます。