シングルユーザー状態でブートして、不正な root シェルまたはパスワードの問題を解決する方法

1. root 役割になります。

   Oracle Solaris 11.3 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の 割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

2. プラットフォームに応じて、次のいずれかを実行します。
   • SPARC プラットフォームの場合:
     1. システムを ok PROM プロンプトにします。

        # init 0

     2. システムをシングルユーザー状態にブートします。

        ok boot -s

   • x86 プラットフォームの場合:
     1. reboot コマンドの –p オプションによって、稼働中のシステムをリブートします。

        # reboot -p

     2. GRUB メニューが表示されたら、該当するブートエントリを選択し、e を入力してそのエントリを編集します。
     3. 矢印キーを使用して、$multiboot 行に移動し、行の末尾に –s と入力します。
   • GRUB 編集メニューを終了し、編集したばかりのエントリをブートするには、Control-X を押します。UEFI ファームウェアを搭載するシステムがあり、シリアルコンソールを使用していない場合、F10 キーを押すことによってもエントリがブートします。
3. /etc/passwd ファイルのシェルエントリを修正します。

   # vi /etc/password

4. システムをリブートします。