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Oracle® Solaris 11.3 システムのブートとシャットダウン

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更新: 2016 年 11 月
 
 

すべてのブートプールデータセットに対する削除動作の変更

BE データセットは最後のブートの順序で保持されるため、最近ブートされた BE に関連付けられているデータセットは保持されます。デフォルトでは、ブートプールがいっぱいになると、最近ブートされていないデータセットが削除されます。この動作を変更するには、次のコマンドを入力します。

# bootadm boot-pool set eviction_algorithm=none

これにより、データセットがブートプールから削除されなくなります。ただし、ブートプールがいっぱいになると、そのブートプールに情報を追加する操作は失敗します。ブートプールに情報を追加する操作には、次のものが含まれます。

  • 新しい BE の作成 (多くの場合、pkg 操作によって実行されます)

  • データセットがそのブートプール内にない BE のアクティブ化

  • BE に関するポリシーの noevict への変更