Go to main content
Oracle® Solaris 11.3 デバイスドライバの記述

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 11 月
 
 

SR-IOV インタフェースのサマリー

次の表に、SR-IOV ドライバで使用可能な Oracle Solaris インタフェースの一覧を示します。PF や VF のパラメータを取得したり、VF を構成したり、構成パラメータを任意の呼び出し元アプリケーションにエクスポートしたりする際に、これらのインタフェースを呼び出します。


注 - pciv_send() を除いて、この表に記載されたインタフェースはすべて PF ドライバにのみ適用可能です。
表 23  SR-IOV ドライバのインタフェース
インタフェース名
説明
現在構成されているパラメータの名前-値ペアのリストを取得するために、PCI デバイスドライバによって使用されます
デバイスドライバが param ハンドルを使ってデバイスパラメータを取得したあと、デバイスドライバから呼び出す必要があります。この呼び出しにより、pci_param_get() および pci_param_get_ioctl() インタフェースによって割り当てられたリソースが解放されます。
PF デバイスの名前-値ペアリストを取得するために、SR-IOV デバイスドライバによって使用されます。
VF デバイスの名前-値ペアリストを取得するために、SR-IOV デバイスドライバによって使用されます。
SR-IOV デバイスドライバに対するヘルパー関数で、このドライバが ioctl IOV_VALIDATE_PARAM を実装する場合、PF および VF デバイスのパラメータを arg 引数から抽出します。
VF 構成パラメータを取得したり VF を構成したりするために、PF ドライバによって使用されます。
pci_plist_get() および pci_plist_getvf() インタフェースから取得されたリストから、PF および VF のパラメータを取得するために使用されます。
情報を送信するために、PF および VF ドライバによって使用されます。
コールバック登録メカニズムのインタフェース。

ドライバの ioctl

SR-IOV ドライバの ioctl は、管理者が構成できるデバイス固有のパラメータを特定したり、特定の構成を適用する前にその構成を検証したりする場合に使用されます。次の ioctl とそのデータ構造体が定義されています。