SR-IOV 対応 PF ドライバは接続時に次のアクションを実行します。
pciv_vf_config() 関数を呼び出して VF の数を取得します。
PF と VF の両方のデバイス固有パラメータを取得し、それらを検証します。
それに応じてハードウェアを初期化します
pciv_vf_config() インタフェースを呼び出して VF を有効化します
PF ドライバがネットワークドライバの場合、ドライバは接続時に mac_register() インタフェースを使って GLDv3 フレームワークに登録します。さらに、PF ドライバはクラス固有の初期化も実行します。その結果、次の一連のアクションが発生します。
GLDv3 インタフェースが PF デバイスの存在を認識します。
新しい MAC プロバイダインタフェースのセットが PF ドライバによってエクスポートされます。このプロセスにより、ドライバが PF ドライバであることを MAC 層が認識できるようになります。また MAC 層は、VF ドライバの詳細情報の取得も行います。
ネットワークドライバおよびネットワークインタフェースの詳細については、Oracle Solaris 11.3 での仮想ネットワークとネットワークリソースの管理を参照してください。
これで VF インスタンスが初期化されました。VF ドライバが接続されるのは、その VF がルートドメインに割り当てられている場合だけです。