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Oracle® Solaris 11.3 デバイスドライバの記述

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更新: 2016 年 11 月
 
 

ハードウェア構成ファイル

SCSI デバイスに自己識別機能はないため、ターゲットドライバにはハードウェア構成ファイルが必要です。詳細については、driver.conf(4)scsi_free_consistent_buf(9F) のマニュアルページを参照してください。次に、典型的な構成ファイルを示します。

name="xx" class="scsi" target=2 lun=0;

システムは自動構成中にファイルを読み込みます。システムは class プロパティーを使用して、そのドライバの親になる可能性のあるドライバを識別します。システムは次に、そのドライバを、scsi クラスである任意の親ドライバに接続しようとします。ホストバスアダプタドライバはすべてこのクラスです。parent プロパティーではなく、class プロパティーを使用することが推奨されています。この方法では、指定された target および lun の ID で予期されたデバイスを見つけたすべてのホストバスアダプタドライバがターゲットに接続できます。probe(9E) ルーチンでクラスの検証を行うのは、ターゲットドライバの側です。