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Oracle® Solaris 11.3 デバイスドライバの記述

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更新: 2016 年 11 月
 
 
第 19 章

ネットワークデバイスのドライバ

長い間に若干異なる NIC アーキテクチャーがいくつか出現しました。MAC 層は、NIC ハードウェアと対話する Oracle Solaris の共通フレームワークです。MAC 層は、ハードウェア分類、VLAN タグ付け、VLAN ストリップ、ハードウェアチェックサムオフロード、ラージセグメントオフロード、負荷分散などのハードウェア機能をできるだけ多く活用しつつ、各種ハードウェアで適用可能な共通モデルを提供できる必要があります。

    Oracle Solaris OS 用のネットワークドライバを記述するには、Solaris Generic LAN Driver (GLD) フレームワークを使用します。

  • 新しい Ethernet ドライバに関しては、GLDv3 フレームワークを使用します。GLDv3 ネットワークデバイスドライバフレームワークを参照してください。GLDv3 フレームワークは、関数呼び出しベースのインタフェースです。

  • 古い Ethernet、トークンリング、または FDDI ドライバを管理するには、GLDv2 フレームワークを使用します。GLDv2 ネットワークデバイスドライバフレームワークを参照してください。GLDv2 は、ドライバ間で共有する共通コードを提供するカーネルモジュールです。

  • NIC ドライバを記述する場合は、SR-IOV ドライバも参照してください。