このセクションでは、DPCC の配置規則など、PCIe カードと DPCC のリファレンス情報を示します。
サーバーには、サーバーの背面から操作できる 9 つのロープロファイル PCIe スロットと 8 つの Gen 3 DPCC スロット、およびシステムモジュール (SMOD) の内部にある (直接操作できない) 1 つの Gen 2 スロットがあります。この内部スロットはサーバーの HBA で使用され、サーバーストレージドライブへの SAS 接続を提供します。
サーバーには、8 つのホットサービス PCIe Gen 3 DPCC があります。各 DPCC には 2 つのロープロファイル PCIe Gen 3 スロット、1 つの 8 レーンスロット、および 1 つの 16 レーンスロットがあります。各 DPCC は PCIe カードを 2 枚まで収容できます。
DPCC は CMOD の背面にあるコネクタに直接接続されるため、DPCC と CMOD には互いに 1 対 1 の関係があります。4 CMOD 構成のサーバーでは、(サーバーの背面の右から左に) 最初の 4 つのスロットがアクティブです。8 CMOD 構成のサーバーでは、8 つのスロットすべてがアクティブです。
DPCC の前面にはパネルがあります。それには、1 つの OK インジケータ、1 つの保守要求インジケータ、および 2 つの ATTN ボタンが含まれています。これらのボタンは、DPCC/PCIe カードの取り外しリクエストを OS に通知したり、DPCC 取り付けの確認をリクエストしたりするために使用されます。DPCC の取り外しでは、DPCC の前面にある 2 つのインジケータを点灯させることで OS は応答します。取り付けでは、OS によって緑色の OK インジケータが点灯されます。
CMOD ごとに 1 つの装着済み DPCC (4 つまたは 8 つの装着済み DPCC) を取り付ける必要があります。
システム構成や、DPCC に PCIe カードが装着されているかどうかに関係なく、8 つすべての DPCC をシステムに取り付ける必要があります。