障害の発生した DIMM を交換する

この手順では、CMOD の DIMM 障害検知テスト回路を使用して、障害の発生した DIMM を特定します。この回路は、荷電された、時間が制限されている回路です。サーバーから電源を切断したあとで、その回路を使用できるのは 10 分間です。

DIMM を交換またはリセットするには、この手順を使用します。

始める前に

• コンポーネントの保守性、位置、および名称については、コンポーネントの保守性、位置、および名称を参照してください。

• Oracle ILOM を使用して障害の発生した DIMM の位置を特定し、サーバーから取り外す CMOD がわかるようにします。

1. コールドサービスのためのサーバーの準備を行います。コールドサービスのためのサーバーの準備を参照してください。
2. 障害の発生した DIMM が含まれている CMOD を取り外します。CMOD を取り外すを参照してください。
3. CMOD の上部カバーを外すには、リリースボタンを押し、カバーを CMOD の前面から離すようにスライドさせ、持ち上げて CMOD から外します。

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   注意  -  コンポーネントが損傷します。CMOD コンポーネントは、静電気放電の影響を非常に受けやすくなっています。リストストラップを着用し、静電気防止用リストマットの使用してください。

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   CMOD カバーの取り外しと取り付けを行うを参照してください。

   
   
4. 障害の発生した DIMM を特定するには、障害検知ボタンを押したままにします。
   

   吹き出し 説明 1 障害検知ボタン 2 電源 OK インジケータ 3 DIMM スロットの障害インジケータ (スロットごとに 1 つ)

5. 障害検知電源インジケータが点灯していることを確認します。

   緑色の LED が点灯している場合は、その回路が動作可能であることを示しています。

6. 障害検知ボタンを押したまま、点灯している DIMM 障害インジケータを探します。

   このインジケータは DIMM スロットの横にあります。

7. 障害の発生した DIMM をそのスロットから取り外すには、2 つの DIMM スロットレバーを完全に開いた位置まで外側に同時に回します。

   これにより DIMM をそのコネクタから取り出すことができます。

   
   
8. DIMM を CMOD から取り外します。
   
9. 交換用 DIMM をスロット内で位置合わせするには、DIMM コネクタの端にあるノッチが DIMM スロットのキーとぴったり合うようにします。
   
10. DIMM をスロットに取り付けるには、DIMM の両端を同時に押し下げ、DIMM がスロットに均等に入るようにします。
    

    このアクションにより、DIMM がスロットの中に押し込まれ、2 つのスロットレバーが上がってスロット内の DIMM がロックされます。

    
    
11. DIMM がソケット内で均等に載り、ロックされていることを確認します。

    両側のレバーが完全に閉じて、垂直位置になるようにします。この位置で、レバーはスロット内の DIMM をロックします。

12. CMOD カバーを位置合わせするには、カバーの先端が CMOD の前面を向くようにして、カバーを CMOD の上に置きます。
13. CMOD の端がカバーの端で覆われるように、カバーを CMOD の上に置きます。

    正しく取り付けられると、カバーが CMOD の後部からわずかにはみ出します。

14. カバーをロックするには、それを CMOD の前面に向かって所定の位置にロックされるまでスライドさせます。

    このアクションを行うと、カチッと音がします。

Next Steps

• CMOD を取り付ける