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13.1 Oracle VMの診断情報の取得

Oracle Support Servicesでは、スクリプトvmpinfo3.shが提供され、トラブルシューティングのためにOracle VM環境から診断情報を収集します。 このスクリプトは、Oracle VM Managerによって、次の場所にインストールされます。

/u01/app/oracle/ovm-manager-3/ovm_tools/support/vmpinfo3.sh

構文

./vmpinfo3.sh { --username=admin } [ listservers | servers=server1,server2,server3 ]

オプション

オプション

説明

{ --username=admin }

スクリプトを実行するユーザーを指定します。 デフォルトOracle VM Managerユーザーのadmin以外のユーザーは指定しないでください。

[ listservers ]

スクリプトが診断情報を収集できるすべてのサーバーをリストします。 このオプションを指定すると、スクリプトによってOracle VM Managerが所有するサーバーのリストが表示され、終了します。 診断情報を収集するには、スクリプトを再度実行する必要があります。

[ servers=server_list ]

診断情報を収集するOracle VM Serverのインスタンスを少なくとも1つ指定します。 このオプションを使用して、ご使用の環境でサーバーを除外したり、診断の収集を特定のサーバーのみに限定したりします。

複数のサーバー名はカンマで区切ります。

ヒント

Oracle VM環境全体の診断情報を収集すると、スクリプトが数分かかることがあります。 時間を節約するには、このオプションを指定して問題がある可能性のあるOracle VM Serverのインスタンスのみを含めるようにします(特に、Oracle VM Serverデプロイメントが多数ある場合)。

Oracle VM Managerおよびモデル内で所有されているすべてのOracle VM Serverを含むOracle VM環境の診断情報を収集するには、次のコマンドを実行します。

# ./vmpinfo3.sh --username=admin

診断情報を収集できるサーバーをリスト表示するには、次のコマンドを実行します。

# ./vmpinfo3.sh --username=admin listservers

特定のサーバーの診断情報のみを収集するには、次のコマンドを実行します。

# ./vmpinfo3.sh --username=admin servers=myserver1.example.com,myserver2.example.com

出力

スクリプトによって、ログ・ファイル、sosreportsおよびその他の診断情報(Oracle VMモデルの詳細など)が含まれる/tmpディレクトリにtar書庫ファイルが作成されます。

スクリプトが正常に終了すると、次の例に示すようにtar書庫ファイルのファイル名が表示されます。

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 Please send /tmp/vmpinfo3-3.x.y.z-time_stamp.tar.gz to Oracle OVM support
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