KspliceはOracle Premier Support customersで使用できます。 Oracle VM Serverのkspliceをインストールおよび使用できるようにするには、有効なカスタマ・サポートid (CSI)が必要です。
リリース3.4.5 (ビルド1919)以上では、Oracle VM Serverでは、Kspliceを使用して、Xenハイパーバイザ、カーネルおよびすべてのユーザー領域パッケージを更新できます。 サーバーでOracle VM Serverの旧バージョンが実行されている場合は、最初にアップグレードして再起動する必要があります。 ハイパーバイザへのパッチ適用を適用するには、サーバーでXen 4.4.4-196以上を実行する必要があります。
サーバーがKspliceの前提条件を満たしていることを確認するには、次のチェックを実行します:
サーバーにログインします。
Oracle Linuxコマンド行から、現在のバージョンのOracle VM Serverを確認します。 リリース3.4.5ビルド1919以上である必要があります。
# cat /etc/ovs-info | head -n 4 OVS summary release: 3.4.5 date: 201805301526 build: 1919
Oracle Linuxコマンドラインから、現在のバージョンのXenを確認します。 バージョン4.4.4-196またはそれ以降である必要があります。
# rpm -qa | grep "xen.*4.4.4" xen-4.4.4-196.el6.x86_64 xen-tools-4.4.4-196.el6.x86_64
Oracle VM ServerまたはXenの現在のバージョンが最低要件を満たさない場合は、次に進む前に、Oracle VM 3.4の最新バージョンにアップグレードしてください。
Kspliceを使用するOracle VM Serversすべてでこれらのステップを繰り返します。