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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-03
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属性のリスト

この項では、次の表を示します。

表1.1 データ・ストア属性
名前
説明
デフォルト
 
サーバーDSNへのクライアント接続に、ユーザーとパスワードの認証が必要となることを指定します。
True
 
接続に対する属性を指定します。
なし
 
物理データ・ストアを指定します。
なし
 
データ・ストアにより使用されるキャラクタ・セットを指定します。この属性はデータ・ストアの作成時に必要です。
なし
 
データ・ストアの使用を指定するコメントです。
なし
 
データ・ストアへの接続を、指定されたグループのメンバーに限定します。
なし
ログ・ファイルを保存するディレクトリを指定します。
データ・ストア・ディレクトリ
 
データ・ストアの作成時に、データ・ストアのディスク領域が事前に割り当てられることを指定します。
False
 
データ・ストアがディスクに保存されないことを指定します。
False
 
データ・ストアの型モードを示します。
0 - Oracle型モード
表1.2 初期接続属性
名前
説明
デフォルト
初期接続時に、データ・ストアが存在しない場合は作成することを指定します。
True
TimesTenがバックグラウンド・チェックポイントを実行する頻度を秒単位で制御します。
Logging=1を指定した場合は600、それ以外の場合は0(オフ)
バックグラウンド・チェックポイント間でログに収集されるデータ量をMB単位で制御します。
0(オフ)
チェックポイント処理でデータをディスクに書き込むときの最大速度を制御します。
0(速度制限なし)
データ・ストアへの同時接続数の予測される上限を指定します。
0
(64接続)
障害が発生したデータ・ストアが、対応するサブスクライバ・データ・ストアから正常にリストアされなかった場合に、接続を許可するかどうかを指定します。
0(接続が許可されない)
TimesTenリカバリでログ・レコードに問題が発生した場合、データ・ストアへの初期接続を継続するかどうかを指定します。
1(ログの切捨て後に継続)
内部ログ・バッファのサイズを指定します。
64MB
ログ・ファイルのサイズをMB単位で指定します。
64MB
データ・ストアに対して、ディスクへのロギング実行またはロギングなしを指定します。
1(ディスクへのロギング)
チェックポイント処理で不要なログ・ファイルが削除されることを指定します。
True
共有データ・ストアに接続しているアプリケーションが、データ・ストアのロード中に実メモリーをロックするかどうかを指定します。
0(メモリー・ロックを取得しない)
接続時に、既存のデータ・ストアを新しいデータ・ストアで上書きすることを指定します。
False
データ・ストアの永続パーティションのサイズをMB単位で指定します。
32-bitシステムの場合: 2MB
64-bitシステムの場合: 4MB
 
リカバリ中に索引を再作成するために使用するスレッドの数を指定します。
1
データ・ストアの一時パーティションのサイズをMB単位で指定します。
デフォルト・サイズはPermSize値によって決定される
表1.3 一般接続属性
名前
説明
デフォルト
データソースのシンボリック名が存在するかどうかを指定します。
プロセス名
 
診断メッセージを生成するかどうかを指定します。
1(メッセージが生成される)
コミット処理がログ・レコードをディスクに書き込むことを指定します。
0(レコードがディスクに書き込まれない)
 
分離レベルとして、コミット読取りまたはシリアライズ可能のいずれかを指定します。
1(コミット読取り)
 
接続が行レベル・ロック(値= 0)または
データ・ストア・レベル・ロック(値= 1)を使用することを指定します。
行レベル・ロック
 

アプリケーションの接続中のロック待機時間を設定します。

10秒
 

LoggingおよびLogPurge属性に使用される値が現在の接続のそれらの値と一致することを指定します。

False
データ・ストアの永続パーティションに対するメモリーが少ない場合、TimesTenが警告を返し、SNMPトラップをスローするしきい値を指定します。
90%
 
接続間でコマンドを共有するかどうかを指定します。
0(オン)
PWD
 
対応するサーバーDSNがAuthenticate =1で定義されている場合、またはアクセス制御が有効で内部ユーザーとして接続を試みる場合は必須です。指定されているUIDに対応するパスワードを指定します。Oracleデータをキャッシュする場合、PWDはTimesTenパスワードを指定し、OraclePWDはOracleパスワードを指定します。
なし
 
暗号化されたユーザー・パスワードの値を指定します。
なし
 
問合せのタイムアウト値を秒単位で指定します。
0
データ・ストアの一時パーティションに対するメモリーが少ない場合、TimesTenが警告を返し、SNMPトラップをスローするしきい値を指定します。
90%
UID
 
対応するサーバーDSNがAuthenticate =1で定義されている場合は必須です。サーバー・マシン上で定義されているユーザー名を指定します。Oracleデータのキャッシュ時には、このUIDが、TimesTenにキャッシュされているOracleデータベース上のUIDと一致する必要があります。
なし
 
即時に接続できない場合、接続の試行を待機することを指定します。
True
表1.4 NLS一般接続属性
名前
説明
デフォルト
接続の文字エンコードを指定します。データベースのキャラクタ・セットとは異なる場合があります。
US7ASCII。ただし、データベースのキャラクタ・セットがTIMESTEN8の場合はTIMESTEN8
デフォルトの長さセマンティクス構成を設定します。
BYTE
 
NCHAR/NVARCHARデータとCHAR/VARCHARデータの間で暗黙的または明示的なキャラクタ・タイプの変換が行われる際、データ損失が発生した場合にエラーを報告するかどうかを指定します。
False
 
言語比較に使用される照合順番を指定します。
BINARY
表1.5 キャッシュ接続属性
名前
説明
デフォルト
 
データがTimesTenデータ・ストアにロードされるOracleインスタンスのサービス識別子(SID)を指定します。OracleID属性はキャッシュ・エージェントによってのみ使用されます。OracleIDには、Oracle SIDまたはOracleサービス名を設定します。
なし
TimesTenにキャッシュされているOracleデータベースに対するパスワード。
なし
 
TimesTenデータ・ストアに対して実行され、TimesTenキャッシュ・グループに関連付けられたOracleデータベースに渡されるSQL文を指定します。
0
 
透過的アプリケーション・フェイルオーバー(TAF)および高速アプリケーション通知(FAN)のコールバックのインストールを有効または無効のどちらにするかを指定します。
1(コールバックをインストールする)
 
SELECT問合せ時にキャッシュ・グループ内でデータが見つからなかった場合、Oracleデータを自動的にロードすることを有効または無効にします。
0(無効)
表1.6 クライアント接続属性
名前
説明
デフォルト
 
TimesTen Serverがデフォルトのポート番号をリスニングしておらず、TTC_Serverが論理サーバー名でない場合に必須です。論理サーバー名を使用している場合、接続文字列の中のこの属性は論理サーバー名に指定されたポート番号より優先されます。
なし
 
必須です。ホスト名またはネットワーク・アドレス。TimesTen Serverが実行しているマシンの名前または論理サーバー名。
なし
 
必須です。TimesTenデータ・ストアに対応するサーバーDSN。
なし
 
オプションです。TimesTen Client/Serverの操作の完了に対するタイムアウト時間(秒単位)。最大のタイムアウト時間は99999秒です。
60秒
表1.7 サーバー接続属性
名前
説明
デフォルト
 
子サーバー・プロセスが処理できる最大同時接続数。
1
 
DSNに指定するサーバー・プロセス数。
1
 
各接続のスレッド・スタックのサイズ(KB単位)。
32-bitシステムの場合: 128KB
64-bitシステムの場合: 256KB