インストールが完了し、システムがリブートされたあとは、Elastic Virtual Switch (EVS) を構成する必要があります。EVS を使って、複数の物理サーバーにまたがる仮想スイッチを作成、構成、およびモニターできます。EVS は、同じ EVS の一部である VM どうしを接続します。EVS の詳細については、Oracle Solaris 11.2 での仮想ネットワークとネットワークリソースの管理 の第 5 章エラスティック仮想スイッチについてを参照してください。
EVS の構成を自動化するためのスクリプトが用意されています。次のコマンドを使用してスクリプトを実行します。
# /usr/demo/openstack/configure_evs.py
このスクリプトによって次の構成が実行されます。
必要なすべてのユーザー (root、evsuser、neutron UNIX ユーザーなど) の Secure Shell (SSH) 鍵を作成し、それらの公開鍵を evsuser ユーザーの /var/user/evsuser/.ssh/authorized_keys ファイルに追加します。
EVS を構成します。
neutron-server:default および neutron-dhcp-agent:default SMF サービスを有効にします。
使用する仮想 LAN テクノロジ (VLAN または VXLAN) とそれに対応する ID またはセグメントを指定します。