/etc/serialportsserialports NIS or NIS+ maps
serialports データベースは、指定された端末サーバーホストに接続したシリアルポートを示す TCP ポート番号およびサーバー名を、単一の名前に関連付けたものです。このデータベースは、通常、コンソールにホスト名を割り当てるために使用しますが、プリンタ、モデムなどへのアクセスを可能にするために使用する場合もあります。割り当ては、サービスがネットワークベースの端末集配信装置によって提供される場合に使用します。個々の名前については、1 行形式で次の情報を指定する必要があります。
host-name concentrator-hostname tcp-port-number
項目間の区切りには、任意の数の半角スペース、TAB 記号が使用できます。ポンド記号 (#) は、コメントの始まりを示します。ポンド記号と行の終端の間の文字は、ファイルを検索するルーチンによって解釈されません。
コマンド行から並列コンソールアクセス (pconsole) ユーティリティーを使用して、リモートからクラスタにログインできます。pconsole ユーティリティーは、Oracle Solaris terminal/pconsole パッケージの一部です。パッケージをインストールするには、pkg install terminal/pconsole を実行します。pconsole ユーティリティーは、コマンド行で指定されたリモートホストごとにホスト端末ウィンドウを作成します。このユーティリティーはまた、そこで入力された内容を、ユーザーによって開かれている各接続に伝えるための中央 (またはマスター) コンソールウィンドウも開きます。
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
|