SUNW.LogicalHostname は、ネットワークアドレスの可用性を管理するリソースタイプです。論理ホスト名は、あるクラスタノードから別のクラスタノードに移行できる IP アドレスです。クラスタ制御の下で、アドレスはあるノードで構成されたあと、別のノードに移行されます。
このリソースタイプの管理については、clreslogicalhostname(1CL ) のマニュアルページを参照してください。
SUNW.LogicalHostname リソースタイプには、次に示す拡張プロパティーが関連付けられています。
論理ホスト名の MONITOR_CHECK コールバックで、名前リゾルバが使用可能であることを検証するべきかどうかを指定します。この確認はデフォルトで有効になります。論理ホスト名のフェイルオーバー中にネームサービスが使用不可になる可能性がある場合は、この確認を無効にしてください。たとえば、クラスタで HA for DNS データサービスが実行されており、クラスタノード自体がそれを名前の解決に使用している場合などです。
任意
True
すべての時間
このリソースによって管理されるホスト名のリストを指定します。すべてのホスト名が同じサブネット上になければなりません。リソースグループに複数のサブネットが必要な場合は、サブネットと同じ数だけリソースを作成してください。
任意
空のリスト
無効時
このリソースによって管理されるホスト名の IP アドレスのリストを指定します。IP リストを指定することはできません。IP リストはネームサービスから取得されます。指定可能な値は、キャッシュメカニズムを抑制することを意味する "+"、および IP アドレスのキャッシュを有効にすることを意味する空 (指定しないことと同じ) です。
任意
+
無効時
各ノードの IPMP グループ、トランクおよび DLMP リンクアグリゲーション、およびリンクアグリゲーションによって直接支持されている VNIC のリストを指定します。形式は、pnm-object@node をコンマで区切ったリストです。ノードはそのノード ID 番号で指定します。
clresource コマンドで使用する場合は必須です。
clreslogicalhostname コマンドで使用する場合はオプションですが、同じ clreslogicalhostname コマンドで –N オプションが使用されているときは無効です。NetIfList プロパティーも –N オプションも指定されていない場合、システムはネットワークインタフェースリストを生成しようとします。この動作の詳細は、clreslogicalhostname(1CL ) のマニュアルページの –N オプションの説明を参照してください。
空のリスト
すべての時間
このリソースによって管理されるすべてのホスト名のネットマスクを指定します。このプロパティーに特定のネットマスクアドレスを指定する場合は、すべてのホスト名が同じサブネット上になければなりません。指定可能なほかの値は、キャッシュメカニズムを抑制することを意味する "+"、およびネットマスクのキャッシュを有効にすることを意味する空 (指定しないことと同じ) です。
任意
+
無効時
次の属性については、attributes(5) を参照してください。
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