Oracle® Solaris 11.2 国際化対応言語環境の利用ガイド

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更新: 2014 年 7 月
 
 

システムのデフォルトロケールの設定

以前の Oracle Solaris リリースでは、デフォルトのシステムロケールは /etc/default/init ファイルで構成されていました。Oracle Solaris 11 では、svc:/system/environment:init サービスの対応するプロパティーに設定が移動されています。サービスのプロパティーは svccfg(1M) コマンドを使用して編集できます。たとえば、デフォルトのシステムロケールを fr_FR.UTF-8 に変更するには、次のコマンドを実行します。

# svccfg -s svc:/system/environment:init setprop environment/LANG = astring: \
fr_FR.UTF-8

変更を有効にするには、サービスをリフレッシュする必要があります。

# svcadm refresh svc:/system/environment

サービスプロパティーの値は、次のコマンドによって検証できます。

# svccfg -s svc:/system/environment:init listprop environment/LANG