Oracle® Solaris 11.2 国際化対応言語環境の利用ガイド

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 7 月
 
 

mp ユーティリティー

現在の Oracle Solaris 環境では、UTF-8 で書かれたフラットテキストファイルを含むさまざまな入力ファイル形式を印刷できる、拡張された mp(1) 印刷フィルタを使用できます。この印刷フィルタは、Oracle Solaris システムで使用可能な TrueType および Type 1 の拡大縮小可能なフォントと X11 ビットマップフォントを使用します。このフィルタは、プリンタに常駐しているフォントも使用できるようにします。

ユーティリティーからの出力は標準の PostScript であり、どの PostScript プリンタにも送信できます。mp ユーティリティーは、どのページ記述言語を出力することもできます。X Print Server クライアントとして構成されている場合、mp は印刷サーバーによってサポートされます。

このユーティリティーを使用するには、次のコマンドを入力します。

$ mp filename | lp

mpstdin ストリームを受け入れるため、フィルタとして使用することもできます。

$ cat filename | mp | lp

詳細は、mp(1) のマニュアルページを参照してください。